韓国抱川軍部隊で感染経路が分からない37人集団感染
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.06 08:45
京畿道抱川市(キョンギド・ポチョンシ)のある陸軍部隊で37人が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に感染した。兵士たちの休暇と外出がほぼ制限されている状況で感染経路が分からない感染が発生したことから懸念の声が高まっている。
5日、抱川市と軍当局などによると、前日午前この部隊の兵士3人が陽性判定を受けた。この中である感染者は先月25日からにおいをかげず味が感じられないなど異常症状があったと明らかになった。
当局は感染者発生直後、該当部隊の兵力移動を統制して将兵269人を対象に全数検査を進めた。その結果、この日午後9時を基準に感染者が兵士34人と幹部3人など37人に増えた。抱川市と軍当局は感染者を対象に感染経路を追跡しているが、まだ感染経路が明らかになっていない。軍関係者は「請願休暇など例外の場合を除いては休暇が暫定中止されており、外泊はすでに2月から中断された」として「外出も極めて制限的に許容しており、どこで感染が始まったのか分からない」と話した。