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アジア新記録でも脱落…笑いものになった中国の「おかしな代表選抜」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.05 15:45
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スポーツの妙味は異変だ。「ボールは丸い」という言葉も同じ脈絡から出る。客観的戦力とは違った結果が出るとき、ファンはさらに熱狂する。ところが中国では奇妙なルールでアジア新記録を打ち立てても決選進出に失敗するケースが発生して物議をかもしている。

先月27日、中国山東省青島では来年に延期された東京オリンピック(五輪)予選を兼ねた「2020全国水泳選手権大会」が開かれた。ここで遼寧省代表の王簡嘉禾が女子1500メートル自由形の予選で抜群の実力を誇った。

 
15分45秒59の成績で1位を占めて、中国新記録はもちろんアジア新記録まで更新した。しかし喜びは束の間だった。王は8人だけに与えられる決勝進出の資格を獲得することができなかった。なぜか。今年中国水泳協会が初めて導入した体力テストの成績が振るわなかったためだ。

中国水泳協会は今大会から初めて体力の成績を反映する制度を導入した。水泳の予選成績で16人に絞った後、このうち体力成績の順で1~8位までが決選に進出できる資格を付与することにした。

体力測定は30メートルスパート、懸垂、ベンチプレス、ディープスクワット、3000メートルマラソンなど10種類の項目で構成されて2日間行われたが王は8位外だった。アジア新記録を立てても決勝の舞台を踏めなかった王は中国の記者に不満を吐露した。

「体力も重要だが決定的な要因ではないと思う。私たちは水泳選手で、陸上種目が得意なわけではない。マラソン選手が私たちのように水中でも特に速く泳げるわけではない」と話してうっ憤を晴らした。

しかし、中国水泳協会トップの周継紅氏は立場を変えない。「中国選手の慢性的な短所である体力を強化して世界的な競争力を備えるようにするためには仕方ない」と話す。また「他の選手は水泳と体力測定すべてで良い成績を収めている」と主張した。

問題は周氏の言葉が絶対に正しいとはみることができないという点だ。王だけでなく、男子50メートル自由形で予選を1位で通過して中国新記録を立てた余賀新も体力測定の成績が9位にとどまり、決勝進出脱落という苦杯をなめた。

余は体力測定の結果、体重と体脂肪が減って筋肉は増えたが、これが短距離自由形選手にとっていいのかという反問を提起する。また、女子100メートル背泳の予選で1位を通過した傅園慧も体力成績の不振で決勝に進むことができなかった。

水泳だけではない。秋夕(チュソク、中秋)を控えて9月末に行われた中国全国体操選手権大会でも同じような事例が続出した。女子跳馬種目の場合、体力試験に通過して決勝に進んだ選手はわずか5人だった。

特に河北省代表の高寧は体操の実力は参加選手のうち最下位だが、優秀な選手が体力検査で脱落したせいで決勝に進出することができて5位に入った。5人だけが進出した決勝で最も簡単な動作で5位に入り、テレビ解説者の失笑を誘った。

論争が大きくなると中国水泳協会などは今大会で東京オリンピック(五輪)出場を決めるわけではないと火消しに出た。来年3~4月に開かれる2021全国水泳選手権大会が本当の選抜戦になると説明した。それでも体力規定は変えなかった。

女子1500メートル自由形アジア新記録を立てた王と女子100メートル背泳の中国第一人者の傅、また男子50メートル自由形中国新記録保有者の余は、これからは水泳よりもマラソンの練習のほうを増やさなければならないようだ。

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