韓経:サムスン、世界スマホ市場で1位奪還…ファーウェイとの差広げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.30 09:30
世界スマートフォン市場で、韓国大手のサムスン電子が中国ファーウェイ(華為)との差を広げたことが分かった。サムスン電子が、米国によるファーウェイ制裁に伴う恩恵を得ているという分析が出ている。
市場調査企業「カウンターポイント・リサーチ」は、サムスン電子が今年8月の世界スマートフォン市場でシェア22%を記録し1位を占めたと29日、発表した。反面、ファーウェイは16%のシェアで2位にとどまった。続いてアップル(12%)、シャオミ(小米)(11%)が3、4位にランクインした。
4月にサムスン電子を抜いて瞬間的に1位を占めたファーウェイは4カ月でトップの座を明け渡した。当時、ファーウェイはシェア21%でサムスン電子(20%)をわずかに上回った。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大で、上半期のプレミアムスマートフォン「Galaxy(ギャラクシー) S20」の販売が振るわなかったうえ、注力していたインド市場がロックダウン(移動制限措置)となった影響が大きかった。