韓国公務員が殺害された翌日…統一部が「対北マスク支援」承認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.29 07:44
北朝鮮軍の銃撃で韓国の公務員イさん(47)が射殺された翌日(23日)、韓国統一部が北朝鮮への医療物資支援を承認していたことが28日、確認された。
国会外交統一委員会所属の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員(国民の力)は統一部から「6-9月の対北搬出承認現況」資料の提出を受け、こうした事実を把握した。資料によると、統一部は21日に一般救護レベルで「栄養支援」を承認したのに続き、23日午後には保健医療目的で「医療物資支援」を承認した。
支援物資の細部内訳について、統一部は書面答弁で「21日午後には脱脂粉乳(牛乳から脂肪を分離・除去した後に乾燥させた粉)など食糧物資支援案を承認し、23日午後にはマスクなど医療物品を承認した」とし「まだ両方とも北に搬出されていない」と明らかにした。