韓国、個人投資家の株式投資ブームで証券取引税収が過去最高か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.23 13:48
今年に入って株式取引が急増し、証券取引税収入も過去最高になると予想される。証券取引税は株式を売る過程で課される税金。譲渡価額の一定比率を税金として徴収し、個人と機関および外国人など株式市場のすべての参加者に賦課される。
韓国取引所と国税庁によると、昨年12月から今月18日まで場外市場を除いた株式市場の取引代金は4030兆ウォンで、一日平均20兆1499億ウォン(1兆8200億円)だ。この傾向なら今年の証券取引税収入に反映される取引代金は4977兆ウォンと推定される。これは前年同期比で119.7%増。
例年の証券取引税税収を見ると、証券取引税は平均的に取引代金の0.22%程度だが、昨年5月30日から証券取引税の税率が有価証券は33%、コスダック市場は17%引き下げられた点を勘案すると、今年は取引代金の0.18%程度の税収が予想される。これに基づくと約8兆8000億ウォンの税収となる。昨年の証券取引税(4兆4733億ウォン)の2倍に近い。過去最高は2018年の6兆2412億ウォンだが、これを上回る。