【時視各角】北朝鮮核問題に文在寅政権の不動産政策を適用しよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.22 11:19
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と非核化をテーブルに載せて最も多くの対話をした人はトランプ米大統領だ。「私のほかに誰が彼を知っているのか」という偉そうな態度は受け入れがたいが、トランプ大統領と金正恩委員長は3度の会談のほか27通の手紙を交わした関係だ。トランプ大統領は金正恩委員長の核放棄の意志に関連し「自分の家をあまりにも愛して売ることができない人」と例えた。著名ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏がトランプ大統領に17回のインタビューをして出した新著『Rage(怒り)』に書かれている内容だ。
トランプ大統領のそのような判断はハノイ会談の失敗とその後に交わした手紙で形成されたのだろう。寧辺(ヨンビョン)核施設と制裁を交換しようという金正恩委員長の提案と、より多くのものを出すべきというトランプ大統領の要求が衝突して会談が決裂したのはすでに知られている事実だが、『怒り』には当時の会談場の雰囲気が生き生きと描写されている。
トランプ大統領=よく聞いてほしい。(寧辺の)1つでは十分でない。2つ、3つ、4つでもいけない。5つ以上でなければいけない。