韓国で史上初のROTC出身陸軍総長…「陸軍士官学校が掌握した軍を改革」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.21 13:51
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国防部は21日、新陸軍参謀総長に南泳臣(ナム・ヨンシン)地上作戦司令官を内定したと明らかにした。ROTC出身の陸軍総長は1948年の陸軍創設以降初めて。[写真陸軍]
徐旭(ソ・ウク)国防部長官の就任を受けて「4つ星将官(大将)」人事があった。今回の人事で南泳臣(ナム・ヨンシン)大将(58、現地上作戦司令官)が予備役将校訓練課程(ROTC)出身では初めて陸軍参謀総長になった。初代から第18代陸軍総長は日本陸軍士官学校と軍事英語学校出身者が務め、それ以降は陸軍士官学校が独占してきた。
軍内では破格の人事という評価が出ている。ある軍関係者は「陸軍士官学校が掌握してきた軍を改革するという青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の意志が反映された人事」とし「陸軍士官学校出身の徐旭長官が内定した当時から『南泳臣陸軍総長カード』は軍内で広く知られていた」と伝えた。