「世界最高の原発技術が死ぬ」韓国原子力専攻学生らの1人デモ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.21 07:07
原子力専攻の大学生が全国で同時多発的に1人デモに出た。政府の脱原発基調がなかなか変わる兆しを見せないと、学生たちが国民に直接訴えたわけだ。
全国の原子力専攻学生で構成された緑色原子力学生連帯(以下、学生連帯)は19日、ソウル駅など全国13カ所で「スタンド・アップ・フォー・ニュークリア(原子力復興)」の1人デモを行った。このデモには学生連帯所属14大学原子力工学科の学生や教授、研究員、原発産業従事者、市民団体、市民など100人余りが参加した。
彼らはデモを通じて「世界最高の技術を誇る韓国の原子力が死にかけている。脱原発政策を直ちに撤廃せよ」と主張した。また、「原子力は最も環境にやさしいうえに、電気の生産コストも最も安いエネルギー」として「原子力をなくせば電気料金が上がって庶民が先に被害を受けるのはもちろん、環境汚染と先端産業の崩壊をもたらすだろう」と強調した。