菅内閣の「後見人」自任する安倍氏、退任3日後に靖国参拝
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.21 07:04
安倍晋三前首相が退任3日後の19日、第2次世界大戦の戦犯が合祀された靖国神社を参拝して、韓国外交部が「深い懸念と遺憾」を表明した(キム・インチョル報道官)。日本の首相が約7年ぶりに菅義偉新任首相に代わって期待されていた「ハネムーン効果」に冷水を浴びせたといえる。安倍氏はこの日、ツイッターに「本日、靖国神社を参拝し、今月16日に内閣総理大臣を退任したことをご英霊にご報告いたしました」と明らかにした。
安倍氏の靖国神社参拝は、2013年12月26日以降、約6年8カ月ぶりだ。当時、韓国・中国はもちろん、米国も激しく批判した。キャロルライン・ケネディ駐日大使が岸田文雄外相に直接電話して「米国は地域の緊張が高まることを懸念しており、首相の決断には失望した」と伝えた。その後、安倍氏は主要な忌日に供物またはその代金を送ることで参拝に代えた。そして首相職から退くと同時に、待っていましたとばかりに靖国神社を参拝したのだ。