スティルウェル氏「在韓米軍撤収議論しない…同盟国と協議するだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.19 13:38
米国国務省は今月17日(現地時間)、省内に在韓米軍撤収に関する議論はないと公式確認した。今後、同盟と協議するという立場も明確にした。
デービッド・スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)はこの日、上院外交委員会の公聴会に出席し、「トランプ政府が在韓米軍撤収を考慮したと伝えられたが、これ以上在韓米軍撤収を考慮していないと確言することができるか」というクリス・クーンズ民主党議員の質問に「現在、国務省でそのような議論はない」と話した。「議会だけでなく、同盟国との緊密な協議なくそのような変化が起きないと確認することができるか」という追加の質問にも「もちろんだ。このような事案は相互協力が必要であることに同意し、われわれは同盟国と協議していく」と答えた。
スティルウェル氏のこのような答弁は、国務省が担当している韓米防衛費分担金交渉でも在韓米軍縮小問題は議論の対象でないと線を引いたもの解釈されている。これまで一部ではトランプ政府が従来の5倍となる50億ドル(約5230億円)の分担金を韓国に要求する過程で、在韓米軍縮小カードを切る可能性があるという見方が提起されてきた。