公衆トイレもこう変わる…「巨匠」安藤忠雄氏の魔法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.18 15:28
トイレと呼ぶには品格が違う。創意的なデザインで公共トイレに対する固定観念を変えるという意志が感じられる。
渋谷駅から5分の距離にある小さな公園に印象的な円形建築物が完成した。日本を代表する建築家の一人、安藤忠雄氏(79)が設計した神宮通公園のトイレだ。東京渋谷の公共施設をアップグレードするための「THE TOKYO TOILET」プロジェクトに取り組んできた非営利財団の日本財団は最近、安藤氏が設計したトイレを公開した。同プロジェクトの6番目の完成作となる。このプロジェクトは、日本のプライドをかけて代表的な建築家とデザイナーを前に出しながら計16カ所のトイレをリデザインするという内容だ。
もともと2020東京オリンピック(五輪)に向けたプロジェクトだったが、五輪が延期になったため、別の日程で次々と完成したトイレを公開している。このプロジェクトは日本財団が計画し、渋谷区と渋谷観光協会の協力、大和ハウスグループやTOTOなどの後援で進行された。