【コラム】金正恩も電気自動車・半導体工場を現地指導できるようにするには…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.17 11:52
◇破産した金正恩の「正面突破戦」勝負
昨年2月にハノイで米朝首脳会談が決裂してから金正恩が抱えた自己恥辱感と喪失感は最近相次いで出版される米国元高官とジャーナリストの関連書籍を通じて推察できる。昨年6月の板門店(パンムンジョム)での文在寅(ムン・ジェイン)・トランプ・金正恩の会合はその決定版といえそうだ。12月にワシントンに向け「クリスマスプレゼント」をうんぬんしながら大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイル発射をちらつかせたが、老獪な事業家トランプと米高官はそれが金正恩の苦しいあえぎということをすぐに見抜いた。