成長率予測値、8月より落ちたが…韓国政府、最悪の6月と比べて「上がった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.17 08:11
経済協力開発機構(OECD)が韓国の今年の経済成長率予測値を下方修正した。しかし企画財政部はむしろ「予測値が上がった」という報道資料を出した。予測値が最も高かった8月ではなく、低かった6月の予測値と比較しながらだ。
OECDは16日、「中間経済見通し」で、今年の韓国の国内総生産(GDP)成長率を-1%と予想した。先月11日の韓国経済報告書で-0.8%と予測したが、0.2%下方修正したのだ。OECDは今回の報告書で「主要国を中心に新型コロナが再拡大し、回復モメンタムが弱まっている」と説明した。OECDは世界貿易の委縮が韓国経済の回復を制約する要因になり得ると懸念を表した。
しかし企画財政部はこの日の報道資料で「(今回の見通しは)6月の予測値を0.2%上方修正した」と明らかにした。先月の数値との比較では「先月の経済見通しよりは上昇幅がやや縮小した」と言及しただけだ。