【コラム】ヘル朝鮮の魔王らに投じる質問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.16 14:34
秋美愛(チュ・ミエ)事態は結局、第2のチョ・グク事態になった。平等と公正と正義を叫ぶ現政権の人たちが、実際には自分たちの城砦で特権を享受してきた事実がまた明るみに出たのだ。対応の基調も当時と全く変わらない。「適法」ならいかなる問題もないということだ。これだけは確実にいえる。適法というそのやり方で、庶民が子どもを試験なしに医学専門大学院に入れたり、電話だけで子どもの休暇を延長することはあり得ないということだ。
◆犯罪者の弁明技法
かなり以前にチョ・グク前法務長官はSNSでこのようなコメントを共有したことがある。「犯罪者の弁明技法。(1)絶対にしていないと白を切る(2)証拠が出てくれば特別なことではないという(3)特別なことならあなたもやったことがあるはずだ食いかかる(4)それでもだめなら尻尾を切る」。文在寅(ムン・ジェイン)政権もチョ・グク前長官とその家族の不正疑惑をまさにこの「技法」で処理した。秋美愛法務長官の事件も同じ軌跡を描くようだ。