ビル・ゲイツ氏「新型コロナのワクチン、今年は難しい…来夏全世界に供給」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.16 09:40
マイクロソフト(MS)創業者のビル・ゲイツが新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチンが来年初めごろ開発され、来夏ごろには全世界に供給されると予想した。ゲイツ氏は「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」(財団)を通じて世界のワクチン供給連帯である「ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVIアライアンス)」に数億ドルを寄付して新型肺炎のワクチン開発を支援している。
ゲイツ氏は15日(現地時間)、英デイリー・テレグラフと財団が毎年発刊する「ゴールキーパーズ・レポート」(Goalkeepers report)についてインタビューした。彼は新型肺炎の拡大推移に関して「適切に対応しなければ今年秋以降再び死亡者が増えるかもしれない」とし、「北半球の秋がどのような姿になるか悲観的」と警告した。また「(積極的防疫に)介入しなければ、米国を含む多数の国で死亡率が春と同じ水準に再び増加するだろう」と説明した。