「世界経済のリーダーが米国か中国か」という質問に韓国人の７７％が「米国」だと答えた。１３カ国の中で最も多かった。韓国と日本（５３％）を除いたすべての国は中国を挙げた。

イタリア（５７％）人が世界経済のリーダーは中国だと答えた割合が最も高かった。ドイツ（５５％）、ベルギー（５４％）、オーストラリア（５３％）、オランダ（５２％）、スペイン（５１％）が後に続いた。

米国の経済地位を最も低く捉える国はドイツだった。ドイツ回答者の１７％だけが米国を世界経済のリーダーに選んだ。

新型肺炎の対応に関連して米国を最も低評価した国は韓国だった。「米国の新型肺炎の対応がよくできたか」という質問に韓国人の６％だけが「そうだ」と答えた。スペインは２０％で最も多かった。

韓国は世界保健機関（ＷＨＯ）が上手く対処したという回答（１９％）と欧州連合（ＥＵ）が上手く対処したという回答（１９％）の割合が最も小さく、概して新型肺炎の評価に厳しいことが分かった。

中国の対処を最も批判的に捉える国は日本だった。日本人の１６％が「中国の新型肺炎の対処がよくできた」と答えた。その次が韓国（２０％）だった。

調査対象者は最も信頼できない指導者としてトランプ大統領（８３％）を挙げた。「世界的な懸案において正しいことをするという信頼があるか」という質問に対する回答だった。習近平中国国家主席（７８％）、ウラジミール・プーチン露大統領（７３％）が後に続いた。

最も正しいことをするという信頼を与える指導者はアンゲラ・メルケル独首相だった。回答者の７６％がメルケル首相を最も信頼していると答えた。

調査は１３カ国国家別に約１０００人ずつ電話で行われた。

韓国人５９％「米国に好意」…先進国１３カ国の中で米国支持率１位（１）