国連総会が新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）事態で遠隔テレビ会議を進める。

８日（現地時間）、駐国連韓国代表部などによると、国連は１５日ボルカン・ボズクル（前トルコＥＵ担当長官）総会議長の主宰で第７５回総会開幕式を開いて来年９月１４日までの新しい会期を始める。

新型肺炎で史上初めてテレビ会議方式を導入する。国連は各国首脳など高官級要人の事前録画演説を上映する。

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は国連総会初日である２２日、９番目の順序で基調演説に出る予定だ。新型肺炎の余波で事前録画方式で進める。

ドナルド・トランプ大統領は他国の首脳らと違い、直接国連本部の演壇に上がって演説する可能性が大きいと伝えられた。トランプ大統領は２２日、２番目に基調演説に出た。

ケリー・クラフト国連駐在米国大使は「トランプ大統領は直接演説する唯一の指導者になるだろう」と明らかにしたと米政治専門メディア「ポリティコ」が７月末報じた。

今年の一般討論のテーマは「私たちが望む未来、私たちが必要とする国連：多国間主義に対する共同の約束再確認－効果的な多者主義の行動を通した新型肺炎への対応」だ。駐国連代表部関係者は「文大統領の演説テーマはこの基調に合わせること」とし「韓国の新型肺炎対応などを扱うことになるだろう」と話した。

北朝鮮は一般討論の最後の日である２９日、最後の順番（１４番目）で演説する予定だ。金星（キム・ソン）駐国連北朝鮮大使が演説者に出ると伝えられた。