ASEANプラス3・ARFテレビ会議…米中の「支持圧力」強まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.08 10:09
韓国をはじめ、米国・中国・日本・ロシアの外交トップが総集結するASEAN外相会議と地域安全保障フォーラムが9日から4日間、画像で開催される。米中両国が先月武力示威までした南シナ海問題でどれほど衝突するかが最大の関心事だ。また、両国はASEAN加盟国を相手に支持勢力も集めると予想される。
議長国のベトナムが主催する今年のASEAN外相会議週間は、9日のASEANプラス3(韓日中)、東アジア首脳会議(EAS)をはじめ、10日の韓・ASEAN会議、12日のASEAN地域安保フォーラム(ARF)の順に進行される。特にARFは毎年、韓国、日本、米国のほか、中国、北朝鮮、ロシアの外相級も参加する唯一の会議だ。
テレビ会議とはいえ、米中両国が先月、南シナ海で大規模な海軍訓練と中距離弾道ミサイル発射で対立した直後に開かれる会議だ。公式議題は新型コロナ共同対応と必須ビジネス関係者の移動、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)進展の議論などだが、最も大きな懸案は南シナ海の領有権問題だ。