<Mr.ミリタリー>軽空母・原子力潜水艦を推進する韓国国防(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.03 13:46
最近、外交・安保政策が変わっている。文在寅(ムン・ジェイン)政権初期と比較すれば相対的に正常だ。政府の別の分野と比較される。新型コロナ再拡大、借金爆弾の財政、傍若無人の検察人事と偏向捜査、医療界ストライキ、親日清算など政府の誤った政策は数え切れない。外交・安保もこの政権に入って南北関係に事実上従属した。その外交・安保政策の風向計が最近変わっている。国防部の戦略武器確保と韓日関係での慎重モードだ。変化の背景は明確でない。北朝鮮との関係改善に限界を感じたのか、核武装した北朝鮮が負担なのか、米中新冷戦の波紋が心配なのか、それとも複雑な国内政治で青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)が干渉する余裕がないのか、正確な事情把握は容易でない。
正常に向かい始めた国防と外交事案を見てみよう。国防部は先月、国防中期計画で軽空母および原子力潜水艦の確保、極超音速ミサイル開発の計画を発表した。また国防部は白善ヨプ(ペク・ソンヨプ)将軍「親日破墓論」にブレーキをかけた。外交部は韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了猶予を中断する日(8月24日)が近づいたが、静かに通過した。GSOMIAが最小限1年は延長され、韓日の葛藤は小康局面に入ることになった。