韓経:韓国政府、マダガスカルのニッケル鉱山売却で議論…「すぐ売るべき」vs「日本だけ得する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.03 07:36
韓国鉱物資源公社が2兆1000億ウォンを投じたアフリカのマダガスカルにあるニッケル鉱山、アンバトビー鉱山の売却をめぐる議論が激しくなっている。韓国政府と鉱物資源公社は1兆ウォン近い損失を出したこの鉱山を来年までに売却する方針だ。だが鉱山が日本企業などに安値で売却されかねないという懸念などが提起され、鉱物資源公社理事会内部で売却を再考すべきとの声が出ている。
野党「国民の力」のユン・ヨンソク議員が2日に入手した鉱物資源公社のこの2年間の理事会議事録によると、理事会出席者はアンバトビー鉱山売却をめぐり数回異議を提起した。アンバトビー鉱山はニッケル原鉱1億4620万トンが埋蔵された世界3大ニッケル鉱山のひとつだ。