【コラム】米中一触即発…「南シナ海、このままでは本当に事故が起きる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.31 11:29
11月の米大統領選挙を2カ月後に控え、南シナ海が米中対立の最前線に浮上した。いつ軍事的衝突が起きてもおかしくないみなぎる緊張感が流れている。両国ともに一歩も退かない勢いだ。
中国軍は26日、南シナ海にミサイル3種セットを発射した。「空母キラー」と呼ばれる東風-21Dは最近米艦艇の訓練海域を狙った。中国内陸青海省から発射した射程距離4000キロメートルの中距離弾道ミサイル東風-26Bはグアムにある米海軍基地と中国軍訓練海域を偵察した米駆逐艦に対する警告だった。ここに米本土を攻撃できる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の巨浪-2Aまで発射した。