韓国抜きで日米国防相会談…「中国の中距離ミサイル試験に反対」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.31 08:00
日米国防相会談が29日、グアムのアンダーセン空軍基地で会い、北朝鮮のミサイル・大量破壊兵器(WMD)と中国の軍事的脅威などについて議論した。特に両国は中国が26日に南シナ海に向けて中距離弾道ミサイルを試験発射したことを重く受け止めている。
これに関し毎日新聞は30日、「(両国は)中国による東シナ海・ 南シナ海での、力を背景にした一方的な現状変更(status quo)の試みに反対であることを確認した」と報じた。韓国が抜けた中で北東アジア周辺情勢について深い議論が交わされたのだ。
米国防総省も29日(現地時間)の会談結果声明を通じて「両国は特に統合防空ミサイル防衛(IAMD)と情報・監視・偵察(ISR)機能など同盟の力量を強化する努力を続けることで合意した」と明らかにした。中国の中距離ミサイルの脅威に共同で対応することにしたのだ。また「先端国防技術を保護するためのサイバーセキュリティーの重要性と情報セキュリティーの強化にも合意した」とも説明した。