【コラム】「規制に阻まれた韓国、情報ゾンビ国家になる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.28 14:30
「刑務所式の規制」「行政府を国民より上に置く観点」「情報ゾンビ国家」…。規制にうんざりしているようだ。毒舌家のような表現が出てきた。法務法人「麟(リン)」の林鎮石(イム・ジンソク)代表弁護士(55)と具泰彦(ク・テオン)テックアンドロー(新技術)部門長に会った。「麟」は先端技術関連の法律顧問で定評があるローファームだ。政府機関の新技術関連事業には法律担当として常連参加している。「グローバル100大スタートアップのうち31社は韓国で事業をすれば規制を受ける」という報告書も出した。ベンチャー・スタートアップをサポートしながら誰より多く規制の壁を経験してきた。林代表と具部門長が規制を強く批判する理由だ。2人に会って韓国の規制の現実について尋ねた。会話は配車サービス「タダ」禁止法から始まった。
--2年前の2018年8月、大統領は「赤旗法」に言及しながら規制廃止の意志を表した。ところがその後、正常に稼働していた「タダ」サービスが不可能になった。