ぎくしゃくする韓米演習とは違う…新型コロナが作った日米軍事蜜月
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.27 07:25
日米が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大局面にも相次ぎ予定されていた合同演習を実施するなど軍事分野の連携を誇示している。コロナ禍につけこんで東アジアで軍事的な影響力を拡大しようとする中国をけん制するため、日米の軍事的密着が一層深刻化したという解釈が出ている。
26日、駐日米軍と日本自衛隊によると、米空軍と日本航空自衛隊の合同空中演習が24~28日の日程で行われている。千歳基地と沖縄嘉手納基地から戦闘機が同時に出撃して北海道海域の上空で模擬戦闘訓練をする方式だ。米軍では戦闘機「F-15」「F-16」各6機が、日本自衛隊では戦闘機「F-15」8機が出撃し、計500人余りの兵力が動員された。
新型肺炎を理由に両国は今回の訓練を延期、または取り消したが強行を選んだ。基地周辺の住民たちと市民団体の反対を押し切ってだ。市民団体「北海道平和運動フォーラム」は18日、北海道の鈴木直道知事に訓練中止を政府に申し立ててほしいと求めたが、受け入れられなかった。PCR検査結果、陰性と判定された人員に限って訓練に参加すると住民説明会で通知しただけだ。