韓経:韓国統一部「制裁対象でない北朝鮮企業と南北物々交換の継続を推進」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.26 09:32
国連安全保障理事会の制裁違反をめぐる論議にも統一部が物々交換形態の韓国と北朝鮮の交易を強行するという方針を明らかにした。
統一部当局者は25日、記者会見で「開城(ケソン)高麗人参貿易会社を除いた北朝鮮側の企業は制裁違反の余地がないと承知している」として「この会社を除いた他の北朝鮮企業との交易承認は引き続き検討する」と話した。また、民間団体による南北物々交換事業に対して「基本的に後戻りしたり、撤回、または白紙化したりするのは正しくない」ともした。今月初め、南北経済人総連統一農作業協同組合は中国会社の仲介で北朝鮮側の高麗人参会社と1億5000万ウォン(約135万円)相当の北朝鮮のお酒35種を砂糖167トンと交代する契約を締結し、統一部の物品搬出入承認を待っていた。しかし、北朝鮮側の契約当事者である開城高麗人参貿易会社が国連安保理の対北朝鮮制裁対象に最近確認されることで失敗に終わった。