人が飛ばされるほど…時速200キロの台風8号、26日に韓半島へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.24 08:08
北上中の台風8号(バービー=Bavi)が26日から韓半島(朝鮮半島)に時速200キロを超える強風をもたらすと予想される。昨年、全国的に強風による被害をもたらした台風13号(2019年9月6-8日)よりも強いという。バービーはベトナムが命名国であり、ベトナム北部地方に位置する山脈の名称。
気象庁によると、台風8号は26日から済州(チェジュ)と西海岸地域を中心に時速200キロ以上の非常に強い風雨をもたらすと予想される。この日午後3時基準で台湾・台北の東北東側約330キロ付近の海上を時速11キロの速度で東北東に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、強風域の半径は約250キロで、台風の中心の最大風速は時速97キロ(秒速27メートル)。気象庁は23日、「台風8号は台風の目が見えるほど発達し、中国上海付近の涼しい空気に押されて北東に進んでいる」とし「台風は夜中に北東に進み、明日は北に移動する」と明らかにした。