韓国型軽空母、垂直離着陸機搭載「3万トン級」に傾く…コストパフォーマンス議論は相変わらず
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.08.23 13:21
世界初の空母保有国はどこだろうか。米国のようだが実際には日本だ。日本は1922年に「鳳翔」という空母を配備した。全長168.25メートル、全幅17.98メートルで吃水が6.17メートルにすぎなかった。満載排水量も9494トンにすぎず、現代の空母どころか巡洋艦よりも小さい規模だった。だが設計当時から戦闘機(複葉機)の離着陸を考慮して設計・建造した厳然とした空母だった。
空母が登場して100年が過ぎた現在の韓国でもついに空母導入が具体化された。米中が運用する中大型級空母ではないが、ヘリコプターのほか最新艦載機を搭載した軽空母の導入計画が発表された。軽空母は満載排水量3~4万トン級規模の空母だ。軽空母導入は8月10日に国防部が発表した「2021~2025年国防中期計画」で公式化された。国防部は「軽空母確保事業を2021年から本格化するだろう」と明らかにした。昨年文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国軍の日の記念演説で軽空母級揚陸艦の導入に言及したことがある。このため今回の中期国防計画は文大統領の意志が積極的に反映されたと解釈される。