【時視各角】不信感は不動産だけでない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.21 16:21
米国の政治はそれなりに落ち着いていて品位があると思っていたが、トランプ大統領を見るとそうではない。口さえ開けば見栄を張り、すぐに大きなことを言う。就任後3年半の間、2万回以上も嘘をついたり事実歪曲をしたと、ワシントンポストは分析した。一日平均20回近い数だが、数日前の記者会見場では「大統領、在任期間に国民に述べたすべての嘘を後悔していませんか」というホワイトハウス担当記者のストレートな質問まで受けた。
我慢して聞かなければいけない国民はつらい。対応しなければいけない野党も大変だ。民主党大統領候補のバイデン氏が「非白人女性」のカマラ・ハリス議員をランニングメイトに決めたのは「相手を魚の内蔵をえぐり取るように攻撃する女戦士」という闘鶏気質に注目したからだ。激しく相手を侮辱して攻撃するトランプ式の格闘技討論に野党は怯んだ。前回のトランプ候補とヒラリー・クリントン候補による大統領選挙の討論戦がそうだった。