張誠ミン氏「金正恩氏が危篤かクーデターが起きた時だけ北委任統治可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.21 15:36
金大中(キム・デジュン)政権時に青瓦台(チョンワデ、大統領府)国政状況室長を過ごし、現在は「世界と北東アジア平和フォーラム」理事長を務めている張誠ミン(チャン・ソンミン)氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長らに統治権限を委任したという国家情報院の報告をについて、正恩氏の身辺異常説を再度提起した。
張氏は20日、フェイスブックを通じて「北朝鮮のような神政体制で1人の領導者の指導力に代えて委任統治するという言葉は矛盾であり、ありえない話」としながら「このような場合が発生しうる場合は2つの事態が発生した時だけだ。一つは金正恩が病床に臥せてこれ以上統治行為をできない状態に陥った時、もう一つはクーデターによって失権した場合」と主張した。