「愛国歌作曲家・安益泰の親日行跡が収められている」 3分40秒のモノクロ映像を公開した韓国光復会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.21 09:02
8月15日の光復節(解放記念日)の記念演説で「民族反逆者が作曲した歌を国歌(愛国歌)に定めた国は世界で大韓民国ただ一国だけ」と主張した金元雄(キム・ウォヌン)光復会長が20日、作曲家・安益泰(アン・イクテ)の親日行跡の証拠だとする映像を公開して「親日・親ナチスのEKITAI AHN(安益泰)が作曲した愛国歌が国家地位を恣にすることを直ちに止めなければならない」と主張した。
金元雄氏はこの日午後、国会疎通館で記者会見を開き「いま愛国歌は専門的な確認を通じて72%が盗作だということが分かっている。この問題についていくらでも立証することができる」とし「我が国のアイデンティティと時代精神すべてを反映した正統性と品格を備えた大韓民国を正式国家にするための議論を直ちに始めなければならない」と話した。あわせて「政治的中立を守っていないわけではない。親日清算に与野党がどこにあり、保守進歩がどこにあるのか」とも話した。
金元雄氏はこの日、「ドイツ政府に安益泰の親日・親ナチス資料を要求し、そのうちの一部が来た」とし、安益泰がEKITAI AHNという日本式の名前で1942年9月18日、ドイツ・ナチス治下のベルリン・フィルハーモニー(旧フィルハーモニー)で満州国建国10周年記念音楽会を指揮する動画を公開した。金元雄氏によれば無削除原本公開は今回が初めてだ。