「問題ある製品なら全世界がファーウェイ使うだろうか」…米中対立に狭まれた韓国LGユープラス(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.19 11:07
7日のLGユープラス4-6月期業績発表行事で最も大きな関心はファーウェイ問題だった。先月22日のストレイヤー米国務副次官補(サイバー・国際通信情報担当)の話のためだった。彼はメディア会見で「LGユープラスのような会社に、信頼できない供給者から信頼性のある所に取引相手を移すよう促す」と話した。国務省官僚の口から韓国の特定企業名が出たのは異例だ。5G装備の30%ほどにファーウェイ製品を使うLGユープラスが米中対立の狭間で悩みが深まることになった。
同社のイ・ヒョクジュ最高財務責任者(CFO)副社長はカンファレンスコールで「記者がわが社を名指しで尋ねたため副次官補がそう答えるほかなかっただろう」と話した。米国務省の普遍的な戦略に言及した水準であり、特定企業を狙ったものではないという話だ。しかし悩ましい「潜在的リスク」であることは否定し難い。