【社説】経済より防疫が先…さらに強力な措置が必要だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.18 12:08
新型肺炎ウイルスの首都圏大流行は国家的災難だ。2月大邱(テグ)・慶北(キョンブク)事態に比べ物にならない。国民の半分(2600万人)が密集して一度火がつけば手のほどこしようもない。大邱・慶北では主に新天地教会を中心に広がって統制が可能だったが、首都圏ではすでに教会・喫茶店など散発的な感染が起きていてコントロールが難しい。
コロナ禍の初期だった2月には他の地域で病床・人材など医療資源の輸血が可能だったが、今度は簡単ではない。医療スタッフが疲労感を覚えているうえに、21日ストライキまで予定された状況でかつてのような献身を期待し難い。比較的に教会信者のほとんどが20・30代だった新天地とは違い、首都圏教会は高齢者が多く致命率も高いことが懸念される。