韓経:韓国、「就職放棄」求職断念者58万人で歴代最多
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.17 10:07
韓国20・30代青年層の生活が一層厳しくなっていることが明らかになった。7月の求職断念者および貸出増加がこれらの年齢帯に集中した。
16日、韓国統計庁が発表した雇用動向によると、7月の求職断念者は58万人で、前年比5万5000人増加した。統計を作成し始めた2014年以降、最大値となる。求職断念者は仕事をする能力と意志はあるが、雇用市場問題で求職を断念した人々を指す。
求職断念者の中には20・30代の若者層が特に多かった。20代が19万5000人、30代が9万3000人で20・30代の求職断念者が全体の49.8%を占めた。青年層が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態などで就職市場の過酷な「寒波」を最も受けていることを示しているという説明だ。