【社説】韓国、コロナ「首都圏防御ライン」崩れる…「新天地教会の悪夢」再発防ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.17 07:56
ソウルと京畿道(キョンギド)など首都圏で新型コロナ感染者が爆発的に発生し、第2波の懸念が現実になっている。過去最長の梅雨による大規模な水害で苦しむ中での新型コロナ再拡大は災難だ。この危機を防ぐには防疫守則を徹底的に遵守し、社会的な警戒心を高める必要がある。
中央防疫対策本部によると、16日0時基準で韓国国内の一日の新規感染者は279人だった。3月8日(367人)以来5カ月ぶりの最多水準だ。この3日間に548人の感染者が確認された。これで累計感染者数は1万5318人、累計死者数は305人に増えた。実際、全国のすべての地域がすでに新型コロナに露出し、安全地帯はないというが、最近の首都圏では教会を中心に感染者が続出している。疾病管理本部によると、ソウル城北区(ソンブクク)サラン第一教会と京畿道龍仁(ヨンイン)ウリ第一教会で集団で感染者が発生した。