韓国、GDP比のR&D1位…「規制緩和で需要反映すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 15:48
過度な行政規制が韓国国内産業の研究開発(R&D)の足かせになっているという指摘があった。国内総生産(GDP)に対するR&Dの比率は世界最高水準だが、規制のため創意性の発揮と市場の需要の反映が容易でないということだ。
産業通商資源部の主催で13日、ソウル三成洞(サムソンドン)インターコンチネンタルソウルコエックスで「産業R&D革新方向政策討論会」が開催されたが、ここに出席した産・学・研専門家がこのように診断した。討論会は政府が今月末に出す産業R&D革新案を樹立するために用意された。
テーマ発表をした産業通商資源R&D戦略企画団のオ・ドンフンMDは「韓国のGDPに対する国家R&Dの比率は世界1位を維持し、政府のR&D規模も持続的に増えている」と述べた。科学技術情報通信部によると、2018年基準で韓国のGDPに対するR&Dの比率(4.81%)は世界トップ。研究開発が盛んなイスラエル(2017年基準で4.54%)より高い。政府と国内企業が投じたR&D費用総額(85兆7287億ウォン)も世界5位水準だった。