ユスリカも出てくる水道水 「『飲み水』は専攻者に任せるべき」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 15:34
1/2
先月の「水道水幼虫」事態以降、仁川(インチョン)富平(プピョン)浄水場を訪れた丁世均(チョン・セギュン)首相。仁川では昨年の「赤い水道水」に続いて大型「水道水事故」が起きて、市民の「水道水の安全」に対する関心が高まった。インターネットではシャワーフィルターの価格が高騰し、仁川地域では水道水の代わりにミネラルウォーターで洗い、ご飯を炊く場合もあった。[写真 国務総理室]
韓国仁川(インチョン)では昨年の「赤い水道水」事態に続き、先月は「ユスリカ幼虫水道水」まで発生した。幼虫発生事例が仁川地域だけで256件発生し、環境部の浄水場全数点検でも高度処理浄水場49カ所中7カ所、一般浄水場435カ所中3カ所で幼虫が見つかった。
相次ぐ水道水事故で「飲み水」の水質に対する関心は高まっているが、水道水の水質管理は徹底されていない。水道水生産・供給は地方自治体で担当しているが、環境部が専門性が不足した地方自治体の状況までは管理できずにいる。「材料」になる川と湖の上水源の水質管理にも穴が多い。