【社説】医師はストライキを自制し、韓国政府は開かれた姿勢で対話を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 14:20
大韓医師協会を中心にした医師が今日、結局ストライキを強行することにした。市民がよく利用する地域の病院の多くが集団休診に参加するとみられ、診療の空白が避けられなくなった。新型コロナ感染状況が尋常でない中、患者が大型病院に集まれば混乱が生じるしかない。7日のストライキでは大型病院が専攻医や教授を投入して乗り越えた。今回のストライキには専攻医も一部合流するとみられる。応急診療と新型コロナ対応人員は維持するというが、混乱が懸念される。
医師のストライキの名分は、10年間に医大の定員を4000人増やすという政府の政策を受け入れられないというものだ。現在も医師数の不足はなく今後は人口が減少するだけに、医師の増員は矛盾した政策だと指摘する。地域別または分野別に医師が不足する場合があるが、これは医師の分布を改善するための努力をすべきであり、医師数自体を増やして解決しないという主張だ。