【コラム】未完の歴史 「日本人名義国有財産」清算
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 10:18
普段は人跡がほとんどなく日本人名義になっている土地を探し出し、最近、国家財産に戻した。1坪にもならない面積(約2平方メートル)だ。調達庁の徹底的な実態調査を通じて、小さいとはいえ貴重な資産を我々がまた抱えることになったのだ。
2012年から調達庁はまだ日本人名義で残っている帰属財産の国有化作業を進めている。日帝強占期に日本の機関などが韓国で所有していた財産だ。帰属財産と疑われる約4万3000筆を調査し、現在まで4644筆を国家財産に戻した。ソウル汝矣島(ヨイド)の面積(290万平方メートル)の1.3倍規模だ。この過程で「日帝強占期日本人名データベース(DB)」を活用し、全数調査を完了した。3文字以下の日本人名義の土地も調査対象に含めて国有化を進行中だ。