WHO「ロシアとコロナワクチン議論」 米「重要なのは『最初』ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.12 08:36
世界保健機関(WHO)は11日(現地時間)、ロシアが承認した新型コロナウイルス(新型肺炎)ワクチンの事前資格認定(pre-qualification)手続きを議論中だと明らかにした。
ロイターやAFP通信によれば、WHOのタリク・ヤサレビッチ報道官はビデオ会見で「ロシア当局と緊密に接触していてワクチンに対するWHOの事前資格認定の可能性に対して議論を進めている」と明らかにした。
ヤサレビッチ氏は「WHOはワクチンだけでなく医薬品に対しても事前資格認定手続きを置いている」とし「これは一種の品質保証なので、メーカーはWHOの事前資格認定を要請する」と説明した。続いて「ワクチンの事前資格認定手続きには臨床試験の結果による安全性と効能資料に対する厳格な検討と評価が含まれている」とし「WHOはそのいかなるワクチン候補物質に対してもこのような手順を踏むだろう」と説明した。