日本、英国と「コロナワクチン同盟」主導…「ワクチンなしでは五輪開催できず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.11 17:18
新型コロナウイルスのワクチン確保に向けた各国の競争が激しくなる中、世界に安定的にワクチンを供給するための「新型コロナワクチン同盟」が結成される。ワクチン開発競争を行っている米国と中国を除いた残りの国が同盟に参加するものとみられる。
日本経済新聞は11日、日本と英国などが主導的する新型コロナウイルスワクチンを共同調達する国際協力機関の「COVAXファシリティー」を結成すると報じた。この枠組みは今秋からワクチンを開発する製薬会社と協議に入り、2021年までに20億回分を確保する計画だ。
まだ参加国は確定していないが、韓国をはじめカナダ、ノルウェー、アルゼンチン、ブラジル、サウジアラビアなど75カ国が関心を示していると同紙は伝えた。各国はワクチン共同調達資金を事前出資した後、2021年末までに各国の人口の20%に接種できる量のワクチンの供給を受ける。目標金額は200億ドルだ。