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韓経:イーロン・マスクの宇宙船胴体に使われた「これ」…ポスコが先に温めていた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.10 09:18
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ステンレス鋼は日常生活で鍋や包丁など食器類の素材としておなじみだ。周りで簡単に見ることができるステンレス鋼が未来先端素材として脚光を浴びている。さびにくいだけでなく、高温にも耐えられる特性から未来モビリティー(移動手段)、ドローン、ロボットなどの素材に相次いで活用されている。ステンレス鋼はテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の宇宙プロジェクト「スペースX」に投入された宇宙船のメイン胴体素材に採択されたりもした。競争素材だった炭素繊維を押し出した。韓国ではポスコグループがステンレス鋼市場を積極的に攻略している。第4次産業革命時代を迎え今後ステンレス鋼の活用範囲が大きく拡大するという判断からだ。ポスコ技術開発の「心臓部」といえる慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)の技術研究院と熱延工場を7日に訪れた。

◇水素自動車市場とともに急成長

 
浦項製鉄所第2熱延工場に入るとすぐに熱気が伝わってきた。真っ赤に熱せられたスラブがローラーに沿って移動していた。「ポス470FC」と名付けられたステンレス鋼スラブだった。この素材は水素自動車や燃料電池に使われる金属分離板を製造するのに使われる。ポスコは2010年にポス470FCを開発した後、現代自動車との技術協力を通じて韓国初の水素自動車である「ネクソ」に採用している。

水素自動車1台には分離板約1000枚(50~70キログラム)が使われる。水素自動車の生産台数が増えればポス470FCの需要も急増する見通しだ。韓国政府はグリーンニューディール政策により2025年までに水素自動車20万台を普及させるという目標を立てた。ポスコはポス470FCの生産量を現在の年1000トンから2025年には2万トンへ20倍に拡大する計画だ。

ステンレス鋼は耐腐食性と伝導性に優れているが、一般鉄鋼より加工が難しいという短所がある。ポス470FCはクロム比率が一般ステンレス鋼の15~18%より高く加工がさらに難しい。熱延部技術開発セクションでエンジニアを務めるイム・ジンウ氏は「加工のためスラブの表面温度を一般鉄鋼より100~200度高い1300度まで高め圧延する」と説明した。このように高い温度で加工すれば巻き取りも難しくなる。イム氏は「高い温度で巻き取れば合金の特性上表面の均一度が落ちたり製品が割れる現象が現れることがある。一般熱延より低い温度である600度で巻き取るのがポスコの技術力」と話す。

◇電気自動車PAV用鋼板も開発

水素自動車用燃料電池に使われるステンレス鋼金属分離板を世界で初めて開発したポスコは関連特許70件を確保した。研究開発を主導したのはキム・ジョンヒ首席研究員だ。彼は2005年から15年にわたり水素燃料電池板素材開発に没頭してきた。ポス470FCを開発した功労で昨年韓国工学翰林院から「若き工学人賞」を贈られた。キム研究員は「ポスコは未来水素経済社会が開かれると予想して2005年から組織を設けて準備してきた。多くの失敗にもかかわらず信じて待つ企業文化のおかげでポス470FCの開発に成功できた」と話した。

過去に分離板市場は日本企業が主導した。日本企業はチタン製の本体にカーボンをコーティングして分離板を生産した。トヨタの水素自動車「MIRAI(ミライ)」に使われる金属分離板素材もこうした構造だ。チタン分離板は製造工程が複雑で大量生産が容易でない。これと違いポス470FCはコーティング工程そのものが必要ない。そのおかげで生産原価を40%以上低くし重量も30%減らすことができた。ポスコは水素自動車用金属分離板だけでなく、ドローンやロボットなどの素材でステンレス鋼市場を広げる計画だ。

ポスコグループは「製鉄報国」を超え「素材報国」に進んでいる。電気自動車と個人用飛行機(PAV)に向けた鋼板開発にも出た理由だ。特に系列会社のポスコケミカルを通じ電気自動車用バッテリー核心素材の正極材・負極材の大規模生産能力も拡大している。ポスコグループの崔正友(チェ・ジョンウ)会長は昨年11月に開かれた「ポスコフォーラム」で、「鉄鋼企業から『未来モビリティー総合素材企業』として生まれ変わるだろう」と強調した。

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