韓経:イーロン・マスクの宇宙船胴体に使われた「これ」…ポスコが先に温めていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.10 09:18
ステンレス鋼は日常生活で鍋や包丁など食器類の素材としておなじみだ。周りで簡単に見ることができるステンレス鋼が未来先端素材として脚光を浴びている。さびにくいだけでなく、高温にも耐えられる特性から未来モビリティー(移動手段)、ドローン、ロボットなどの素材に相次いで活用されている。ステンレス鋼はテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の宇宙プロジェクト「スペースX」に投入された宇宙船のメイン胴体素材に採択されたりもした。競争素材だった炭素繊維を押し出した。韓国ではポスコグループがステンレス鋼市場を積極的に攻略している。第4次産業革命時代を迎え今後ステンレス鋼の活用範囲が大きく拡大するという判断からだ。ポスコ技術開発の「心臓部」といえる慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)の技術研究院と熱延工場を7日に訪れた。
◇水素自動車市場とともに急成長