15分で質問中に…健康異常説の安倍首相「怪しい退席」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.08 11:34
6日に広島で開かれた「原爆死没者慰霊式」が終わり、安倍晋三首相が記者会見を行った。通常国会閉会の翌日の6月18日以来49日ぶりの記者会見だった。
しかし会見時間はわずか15分だった。新型コロナウイルス感染者の急増に関する問答が続いた中、安倍首相は会見を終えて急いで退席しようとした。朝日新聞の記者が「まだ質問があります」と言って質問を続けようとすると、司会者はまた「質問を終了します」と述べた。首相官邸報道室の職員は「もう終わり」と言いながら記者の腕をつかんで強圧的に制止した。
この日、官邸職員が記者の質問を防ぐ過程で「腕をつかむ」強圧的な態度を見せたかをめぐり、日本政府と記者の間で攻防があった。朝日新聞は7日、政治面に「官邸職員、朝日新聞記者の腕つかむ 首相会見の質問制止、官邸報道室に抗議」と題した記事を掲載した。新聞社が首相官邸職員の行動を取材妨害と見なし、再発防止を要請したという内容だ。