国別「シェア過半数」のスマホはどれ?…韓国はサムスン、日本・英国はアップルが圧倒
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.06 16:01
1つのスマートフォンブランドが市場シェア50%以上を占める国は世界に6カ国だけしかないことが明らかになった。各国でスマートフォン「ビッグ3」〔サムスン電子・ファーウェイ(華為)・アップル〕はもちろん、後発走者の競争がそれだけ熾烈を極めているということだ。
市場調査企業のカウンターポイント・リサーチによると、特定ブランドのスマートフォン市場シェア(今年1ー3月期基準)が過半数を占めるのは、韓国と日本・英国・ベネズエラ・パラグアイ・ルーマニアの6カ国となっている。韓国ではサムスン電子が市場シェア68%で2位アップル(16%)、3位LGエレクトロニクス(15%)と大差をつけて1位だ。情報通信技術(ICT)分野の市場調査企業アトラス・リサーチ&コンサルティングの調査でも、サムスン電子の今年上半期の韓国スマートフォン市場のシェアは70.5%に達した。アップルとLGエレクトロニクスはそれぞれ15.4%、13.5%だった。
日本と英国ではアップルが圧倒的だ。アップルの日本スマートフォン市場シェアは56%だ。2位は日本メーカーのシャープで15%だ。サムスン電子は6%で3位となっている。英国市場ではアップルが50%で1位、サムスン電子(24%)とファーウェイ(10%)がそれぞれ2・3位を占める。サムスン電子は中南米国家のベネズエラと東欧ルーマニアでも圧倒的な1位を誇っている。ベネズエラ市場のシェアは67%に達し、ルーマニアでは57%で1位だ。パラグアイのスマートフォン市場1位はシェア57%のシャオミ(小米)となっている。