韓経:「韓国経済『流動性の罠』」…朴昇韓国銀行元総裁の警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.05 08:50
朴昇(パク・スン)元韓国銀行総裁(84)は4日、「不動産など資産バブルの懸念が大きくなっている。年内に流動性を回収し基準金利を上げなければならないかもしれない」と話した。
朴元総裁はこの日韓国経済新聞とのインタビューで、「2022年までに基準金利を潜在成長率水準である年2~3%まで上げなければならない」としてこのように話した。彼は「新型コロナウイルスの流行で中小企業や自営業者が倒産するのを防ぐために現在の緩和的通貨政策は避けられない」としながらも、「放出された流動性の相当数が消費や投資につながっていないなど韓国経済が『流動性の罠』に陥った」と分析した。