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【コラム】北核から目をそらす「悪い平和」路線、現実直視して転換を=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.04 13:57
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大統領選挙を控えて苦戦中の米国のトランプ大統領はサプライズ対北朝鮮イベントで局面の転換を狙うかもしれないが、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や追加の核実験のような事故さえ起こさないことを望むだろう。それでも先週「北朝鮮の核に対する完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)目標は変わらないのか」という上院外交委員の質問に対し、ポンペオ国務長官は「イエス」と言った。バイデン候補が次期大統領になればCIVD原則によりいっそう忠実になるだろう。中国の習近平政権の場合、米中関係のフレームで北核の戦略的得失を比較中であり、韓半島から北核だけでなく、米国が韓国に提供する核の傘もなくすべきという立場だ。

韓国の原則もCVIDと韓半島の実質的な平和だった。しかし「正しい戦争より卑怯な平和がよい」という文大統領の原則のためだろうか。今の政権になって平和共存と対話に没頭すると、非核化の実体を直視する軌道から外れてしまった。2018年以降、文大統領は外交舞台で何度か金正恩委員長の非核化の意志は強いと述べ、国際的な孤立を覚悟しながらも対北朝鮮制裁緩和を呼びかけてきた。恩を仇で返す北朝鮮政権のあらゆる暴言と合意違反挑発行為にも、文大統領は金正恩委員長とした平和の約束を戻せないという。統一部長官と国家情報院長の聴聞会でも言葉では非核化と言ったが、何とかして国際制裁をう回し、対北朝鮮支援を通じた対話再開と関係改善を図ることを最優先にしている。非核化が水の泡になっている。

 
◆政策転換して核のない真の平和を

1905年の乙巳勒約当時、李完用(イ・ワンヨン)は高宗(コジョン)に「いくら悪い平和でも戦争よりはましです。これはすべて朝鮮の人々のためです」と述べた。その「悪い平和」の結果は日帝強占36年だった。終戦宣言と平和体制保障が北朝鮮の核放棄につながると見るのは、核武力が完成される前に可能な希望的な思考だ。もう北朝鮮の核を頭に載せて暮らすことになった状況であり、それ以前とそれ以後は異なるしかない。緊張が高まるたびに北朝鮮は核の脅威で対応するからだ。

本当に国民のためになることは、北朝鮮がむやみに核カードを取り出せないよう国際社会の対北朝鮮制裁を維持し、北核が我々の脅威にならないよう韓米連合防衛体制を完璧にして対北朝鮮交渉に臨むことだ。ところが現政権の対北朝鮮政策は非核化を牽引することもできず、制裁と韓米同盟の弱化という失敗を招く方向に進んでいる。迅速な政策転換だけが核のない真の平和のための道だ。

李信和(イ・シンファ)/高麗大政治外交学科教授

【コラム】北核から目をそらす「悪い平和」路線、現実直視して転換を=韓国(1)

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