【グローバルアイ】三峡ダム崩壊説のファクトチェック
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.04 11:40
水門から吹き出てくる水はまるで虎が飛び跳ねているように見えた。水の勢いは互いを巻き込みながら巨大なうず巻きを作り出した。轟音は周辺の音を飲み込んだ。火よりも水のほうが恐ろしいこともあるということをそのとき初めて知った。
先週、三峡に行ってきた。第3号洪水がダムに到達した日だった。ダムの放流量はすでに第2号洪水の時の最高水準を超えている。浸水が懸念されたが、下流に雨が少なく降ったため、追加被害は大きくなかった。
「それで崩壊しそうなのか」。三峡に行ってきた後、一番多く受けた質問だ。その答えの代わりに崩壊説をもう一度点検してみよう。頻繁に登場する内容は大きく3つだ。