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夏の大雨の背後には水を含んだ長い帯雲「大気の川」…日本ではアマゾン川2倍の水の量(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.04 10:21
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昨年10月12日、日本を襲った台風19号「ハギビス(Hagibis)」。当時、日本の気象衛星ひまわり8号が撮影した台風19号の映像にはおかしな点が見つかった。

台風の右側に南北に縦長の雲帯、南米アマゾン川の2倍に該当する水を含んだ水蒸気の流れが観察された。いわゆる「大気の川(atmospheric river)」という現象だった。

 
科学ジャーナル『サイエンス』は、日本の気象学者などの意見を引用して「大気の川が台風と一体化したものが観測されたのは初めてかもしれない」と伝えた。

大気の川と一体化した台風19号は、東京南西に位置する箱根に一日922ミリという猛烈な雨を降らせ、これにより80人以上が命を落とした。

大気の川は水蒸気が細長く移動する現象で、主に中緯度低気圧の暖かい地域に出現する。地球の大気で、水蒸気の生成や消滅に関連して重要な役割を果たしている。

学者は熱帯・亜熱帯地域から高緯度地方に輸送される水蒸気のうち90%以上が大気の川を通じて移動するという。

◆「パイナップルエクスプレス」とも呼ばれる大気の川

韓国で大気の川に関する研究が始まったのはわずか2~3年前だが、米国では1960年代からすでに知られている現象だ。気象学者は、太平洋ハワイから始まり米国西部海岸まで暖かい水蒸気をジェット気流に乗って輸送する暴風移動経路を「パイナップルエクスプレス」と呼んだ。

大気の川は米国ミシシッピ川の15倍にもなる水蒸気を含む場合もある。

米国では昨年2月27日、熱帯北太平洋からカリフォルニア北部海岸で流れる幅350マイル(563キロメートル)、長さ1600マイル(2575キロメートル)の大気の川が観察された。

当時、サンフランシスコ湾北部地域のソノマ郡には533ミリの大雨が降り、ロシアン川の水位は洪水水位よりも4メートルも高い13.8mまで上昇した。ソノマ郡では1億ドル(現レートで約106億円)以上の財産被害が発生した。

◆5つのカテゴリーで区分も

昨年初め、米国西部気象洪水センター(CW3E)は、この大気の川を台風と同じようにカテゴリー1~5で区分しようという提案をした。

等級は鉛直積算水蒸気フラックスの絶対値(IVT、integrated vapor transport)と持続時間をベースに決める。

IVTは、地表面から垂直に一定の高度まで仮想の断面設定をし、その断面を1秒間に通過する水蒸気の量(㎏)のことだ。

このIVT値が250キログラムを超えればその時から大気の川と呼ぶが、持続時間が24時間以下を基準として250~500キログラムをカテゴリー1「弱い」、500~750キログラムをカテゴリー2「普通」、750~1000キログラムをカテゴリー3「強い」、1000~1250キログラムをカテゴリー4「深刻」、1250キログラム以上ならカテゴリー5「例外」などに区分する。

また、持続時間が長くなれば同じIVT値でも1レベルずつ引き上げられる。例えば、800キログラムの水蒸気が12時間にわたって輸送されたとするとカテゴリー2「普通」だが、800キログラムが36時間持続した場合にはカテゴリー3「強い」で、60時間持続した場合はカテゴリー4「非常に強い」に変わる。

夏の大雨の背後には水を含んだ長い帯雲「大気の川」…日本ではアマゾン川2倍の水の量(2)

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    夏の大雨の背後には水を含んだ長い帯雲「大気の川」…日本ではアマゾン川2倍の水の量(1)

    2020.08.04 10:21
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    日本の気象衛星が撮影した2019年台風19号と大気の川の様子。台風の目の右に、南北に縦長にまっすぐのびた雲が大気の川だ。
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