「北朝鮮、通知なく黄江ダムの一部水門を開放…韓国軍、状況を鋭意注視」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.04 07:41
北朝鮮が臨津江(イムジンガン)上流の黄江(ファンガン)ダムの水門を一部開放して無断放流している情況が確認されたことが分かった。
3日、韓国政府と軍当局によると、黄江ダムは現在まだ危険水位には達していないが、集中豪雨に備えて事前に水位調節のために水を放流していることが予想されると発表した。軍と情報当局はさまざまな観測手段を通じて、黄江ダムの水門開放情況を確認したという。
北朝鮮はこの日、平安南北道(ピョンアンナムブクド)、黄海南北道(ファンヘナムブクド)、開城市(ケソンシ)、慈江道(チャガンド)南部、江原道(カンウォンド)内陸一部地域では500ミリ以上の非常に多くの雨が降ると予報した。これに伴い、北朝鮮は黄江ダムの水門を追加で開放する可能性が高いと当局は推定している。