韓国のマンション価格上昇幅、9年ぶり最大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.03 16:33
7月のソウルのマンション価格上昇率が7カ月ぶりの最大となった。全国的には9年3カ月ぶりの最大上昇率だった。伝貰(チョンセ=不動産売買価格の70-90%程度の高額の保証金を賃貸人に預託し、契約期間中は家賃などの賃借料を支払わない)も上がり、先月は前月と比べ上昇率が2倍近く高まった。
韓国鑑定院が3日に発表した7月の全国住宅価格動向調査の結果をみると、先月のソウルのマンション価格は前月(6月)比で1.12%上昇した。これは昨年12月(1.24%)以来7カ月ぶりの最大上昇幅。昨年の12・16対策発表後、ソウルのマンション価格の上昇幅は縮小した。1月は0.45%、2月は0.12%、3月は0.10%などだ。新型コロナウイルス事態などが影響を及ぼした4月、5月はそれぞれ-0.10%、-0.20%とマイナスだった。しかし政策金利引き下げとあふれる流動性などの影響で開発の好材料がある地域を中心に住居価格がまた上がり始め、6月は0.13%上昇し、7月はさらに上昇幅が拡大した。