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【社説】文大統領は民心離反を謙虚に受け入れるよう願う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.03 10:53
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デモは激情的である時よりも静かな時のほうが怖い。BSE(牛海綿状脳症)(2008年)や国政壟断(2016年)当時も一部の怒りから始まった集会が国民的なムーブメントに変わりながら、急激な民心離脱につながった。

今月1日夕方、ソウル中区(チュング)の預金保険公社前で開かれた青年によるデモも同じだ。仁川(インチョン)国際空港公社の職員や大学生など2000人余りが集まったが、過激さは少しもみられなかった。各自の希望が書かれた黄色の紙飛行機を飛ばし、片方では「不公正OUT」と書かれたもぐら叩きゲームを楽しんだ。

 
先月26日、外大(ウェデ)前駅広場では道端に座って『キム・ジウンです』という本を読む読書デモが開かれた。安熙正(アン・ヒジョン)・呉巨敦(オ・ゴドン)・朴元淳(パク・ウォンスン)につながる与党の権力型性犯罪を糾弾し、被害者と連帯するというメッセージを伝えた。そのありふれたピケ一つなく、小さなスローガンさえ叫ぶことはなかった。ただ本読んで意見を交わしたのがすべてだったが、波紋はより大きかった。

数週間続く不動産デモはいつのまにか30~40代の主張の場になった。国会開院式の時、大統領に靴を投げた男性を「履き物烈士」と呼んで靴を投げるイベントを継続している。オンラインでは政府に抗議する内容のリアルタイム検索語チャレンジ、韓国語の略してシルゴムチャレンジを行う。不動産カフェにコメントを載せ、一気に62万回照会数を記録した39歳の主婦「サムホオムック」が注目を浴びた。

このように反政府デモの性格が最近1カ月の間に大きく変わったのは、現政権発足以来、初めての出来事だ。集会の主体が太極旗部隊からさまざまな階層に拡大しながらデモの様相が多彩化した。これは現政権のコンクリート支持層とみなされていた30~40代(不動産)と青年(雇用)、女性〔#MeToo(ハッシュタグミートゥー)〕の民心に亀裂があることを意味する。

実際、総選挙直後の4月末に64%を記録していた大統領支持率は7月末に44%まで急減した(韓国ギャラップ)。政党支持度では4・15総選挙当時、与党に49議席のうち41議席を与えたソウルで、民主党(31.4%)と未来統合党(40.8%)の支持率が逆転した(リアルメーター)。先週の不動産法拙速処理のような与党の暴走が続くなら、民心の離脱はより一層早まる可能性がある。

不動産集会の参加者は「われわれは純粋な市民だ。生存と関係した悪法を阻止するためにやってきた」と話した。理念的性向が違い、政府政策を反対するのではなく、生存問題がかかっているため受け入れることができないということだ。仁川国際空港公社事態に怒った青年も、#MeToo問題で与党に背を向けた女性も皆同じだ。

今からでも大統領と与党は、静かだが巨大な民心の変化を謙虚に受け入れるよう願う。民心の流れを変えたいなら、理念や陣営論理よりも民生の声に心から耳を傾けなければならない。

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